2015年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

当社はお陰様を持ちまして皆様のご支援を戴き、旧日商岩井/旧ニチメン統合以来10年目の節目となる2014年度業績もほぼ当初の目標通りに順調に推移しており、改めて此処に格別のご高配を賜りましたことに御礼申し上げる次第です。

さて、昨年を振り返りますと2014年には建造する船舶がなくなるのではと懸念された所謂2014年問題がございました。幸いにも2013年春以降の新造船発注もあり何とか同問題はクリアできた訳ですが、残念ながら先行きは非常に厳しいと考えざるを得ない状況となって居ります。 我々が携わる造船・海運・舶用機器業界を取り巻く環境は2013年の春以降、アベノミクス効果、円安効果もあり、2014年の中頃迄は比較的順調に推移して参りました。 一方、昨年後半以降は中国経済発展のスローダウン、不安定なアメリカ経済、ウクライナ・中東問題、香港の民主化運動等 政治・経済面での不安要素がある中、造船分野では2014年7月1日以降に契約される新造船に対する騒音規制ルール適用が義務付けられたこと、海運分野では予想・期待に反して昨年秋口からの海運市況回復も見られず相変わらず低迷していること、船価・割高感があること等を理由に新規発注意欲も薄れ、明るいニュースがあまり見当たらないといった状況が続いています。

然しながら中国に続く大きな発展・需要が見込まれるインドに加え、インドネシア、フィリピン等のASEAN諸国の発展が今後期待されること、大きな船舶運航コストダウンに繋がる舶用・燃料油価格の値下げ、造船鋼材の原料となる鉄鉱石・原料炭等の値下げ等があり、これらが海運・造船市況の上振れへの起爆剤となり、本年は安定した為替レートのもとで造船所・船主・オペレーター・舶用機器メーカー各社が健全なマーケットをエンジョイできるようにと期待しています。 

今後期待される分野としては、近年注目を浴びている日本向け含めアジア向けシェールガスの海上輸送に投入される大型LNG船、随伴ガスであるLPG輸送船の多数のプロジェクトが動き出しており、それに呼応する形で環境に優しいLNG焚き主機等の需要も増えてきており舶用機器業界でも環境保護の観点より大きな転換期を迎えている事から、当社と致しましても今後も可能な限り環境改善をサポートするプロジェクトに積極的に取り組んで参りたいと考えております。

当社設立以来11年目となる2015年を役職員全員で将来に対し夢の持てる造船・海運業界構築の為の一助となるべく業務に邁進して行く所存でおりますので、引き続き倍旧のご支援を賜りたく何卒宜しくお願い申し上げます。

平成27年1月吉日
双日マリンアンドエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
新井 克治郎

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