2014年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

先ず始めに造船・海運・舶用機器業界を取り巻く環境は2013年の春以降、アベノミクスやユーロ危機の一段落による円安効果もあり、久しぶりに明るさを取り戻してきております。2014年には建造する船舶がなくなるのではといった、所謂2014年問題も何とかクリアし暗い長いトンネルを漸く通過したところではないかと思って居ります。当社もお陰様を持ちまして皆様のご支援を戴き、2013年度業績も当初の目標を上回る見通しで順調に推移しており、改めて此処に格別のご高配を賜りましたことに御礼申し上げる次第です。

然しながら海運業界では、まだまだ不安定な海運市況や燃料費高騰の煽りを受け、減速運航が世界中で継続されており、造船業界に於いても新造船・建造隻数のスローダウン化が100%解消されて居らず、市況回復を肌で実感する処までには残念ながら至って居りません。特に、昨年は海外のファンド系が中国造船所を中心として大量の新造船を発注したことで、これらの荷物・傭船の裏付けがない或る意味で投機的な船舶が引渡しを迎える2015~2016年には市況を再度崩すのではないかといった危惧・不安を持つのは当社ばかりではない筈です。

一方で、日本向けを含め、シェールガスの海上輸送が2017年位より開始されることで今後大型LNG船やLPG船の需要が期待出来る事、それに追随してケミカルタンカー等の需要も併せて出てきている事は明るいニュースかと思います。更に主機をはじめとしてCO2/Nox/Sox等排出量削減効果のある環境に配慮した舶用関連機器や船体塗料等が次々に開発されている事は、この業界に身を置くものとして大変嬉しく、今後も可能な限り当社も環境改善に対しサポートして参りたいと考えています。

さて当社は2004年の旧・日商岩井と旧・ニチメンの統合から丁度10年を過ぎようとしております。本年からは気持ちも新たに次の10年を睨み海運・造船・舶用機器業界の発展の為に、役職員全員が将来の自然環境に十分に責任を持ちつつ、汗をかき、知恵を絞り、業界の変化とニーズに逸早く対応する体制でチャレンジしていく所存でおりますので、引き続き倍旧のご支援を賜りたく何卒宜しくお願い申し上げます。

平成26年1月吉日
双日マリンアンドエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
新井 克治郎

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