2013年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。  

昨年はギリシャを始めとする欧州債務危機等もあり、海運・造船業界では2008年のリーマンショック以降相変わらずの低迷したマーケットに晒されましたが、お陰様を持ちまして当社は皆様方の温かいご支援を頂き新年を迎えることができました。改めて此処に格別のご高配を賜りましたことに対し御礼を申し上げたいと思います。

本年は、新たな政治体制で昨年末にスタートしたアメリカ、中国、韓国、日本において、各国が政治・経済・外交問題等多くの課題を抱えており、それぞれのリーダーがどの様な形で舵取りをするか、また他国や隣国に対しどのように協調または牽制して行くかが注目されます。出来れば我々が身を置く海運・造船業界にプラスに作用する結果を生んで欲しいと願いつつ、また今後大きな発展が期待できるアジアマーケットの成長に期待し、その進展を見守りたいと思います。

我々の業界を取り巻く環境はリーマン・ショック以降、船腹過剰を主原因とする市況低迷に喘ぎつつ、円高・ウォン安・燃料費高・船員費高・欧州金融危機等の多くのハンディキャップを負いながら歯を食い縛って耐え忍んで来ているのが実情かと思います。海運業界に大きな影響力を与える中国経済が減速する中、舶用機器業を含む造船業界では2014年問題といった大きな課題を抱えながら本年も乗り越えて行かねばなりません。然しながら、新造船発注が昨年以降はかなり慎重に行なわれていることから、本年末までには船腹過剰感にも一服感が出始めると予想されマーケットも回復基調に転ずるのではと期待しております。この船舶過剰状態は勿論一朝一夕で解決するものではございませんが、海運・造船業界が巡航速度に落ち着くまで、皆さんと共に我々の置かれた立ち位置・状況をしっかりと認識した上で、一致協力しながら市況回復に向け出来ることは全てやり尽くしたいと考えております。

さて、当社は旧・日商岩井/旧・ニチメン統合による組織体制から丸9年が過ぎようとしており、本年4月には10周年目に突入することとなります。当社役職員全員が昨年にも増してより目線を高く保ち、本年を近い将来に来る上昇気流に乗るための助走期間として捉え、業務に一歩一歩着実に歩を進めて行きたいと考えております。従来型のビジネスモデルや取扱商品は勿論のこと、環境に配慮した新造船・新規舶用機器類等の取扱いにも注力することで、地球環境保全にも目を配りながら、新たなビジネスモデルを創造し幅広い分野に於いて取引の拡大に向け傾注して参る所存でおります。

2013年が海運・造船業回復の第一歩を踏み出す年になる事を祈念しつつ、役職員一同 皆様と共に切磋琢磨する所存でおりますので、引き続き倍旧のご支援を賜りたく何卒宜しくお願い申し上げます。

平成25年1月吉日
双日マリンアンドエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
新井 克治郎

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